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明暗……なのか何なのか

 トヨタとブリジストンのF1撤退と直接関係があるのかないのかはともかくとして、何となく時代の風向きみたいなものを感じた話。

● 第41回東京モーターショー2009@幕張メッセ


……
例年のようなアトラクションやダンスは全然なく、歌舞音曲は自粛ということらしい。これではモーター「ショー」ではなく、たんに新作発表会である。どこもかしこもエコカーがズラッと並ぶ。
許しがたいのは、キレイなおネエさんがさっぱり見当たらないことじゃああ!おじさんはガッカリさせられたゾ。
パニオンの数がひどく少ない上、こう言っちゃなんだが、いつもと比べレベルがとても低い!どこの星から降臨されたのでつか?と溜息が出るような超美人が例年なら何人もいるのに、今回は皆無。妥協のあげく、このぐらいで手を打つか、という感じのコにカメラ小僧がワッと飢えた鯉のように食らい付いている。なんだか悲惨。我ながら屈辱の極み。
(略)
世界中から見捨てられた、こんな悲惨な年のモーターショーぐらい、「フジヤマ、ゲイシャ」のノリで、会場をパニオンで埋め尽くすぐらいの発想の転換が必要だった。そこらの商売の気合いというものを弁えている人材が、社会の要所要所に誰もいなくなった。てか、絶滅した。ヘンタイ扱いされ、社会から駆逐されたのだ。そのあげく上から下まで、みんな小役人になった。
(略)
モーターショーというのは、本来、新時代のメッセージを世界に発信すべき場所だったはず。なのに日本の自動車産業は、たんに口先だけで「エコ、エコ、アザラク」と呪文のように唱えるばかり。旧態依然のモーターショーを形だけ安っぽくなぞってみせたにすぎない。思想もなければ、メッセージもない。むしろ「日本は終わった」という事実を端なくも世界に知らしめてしまった。


エロなきエコ社会に未来はあるか? ─ 蕩尽伝説 2009/11/3

当社随一の裏事情通の上野さん曰く、「各業界の景気は各業界の展示会におけるコンパニオンの数で決まる。」だそうだ。現在幕張で開かれている東京モーターショーでは結構減ったらしい。
そんな折、既にツイッターに表示されているように、今日はビックサイトで開かれているITpro EXPO 2009というイベントに出かけた。一頃は飛ぶ鳥を落とす勢いだったIT業界も新規参入が相次ぎ、競争が激化している。だからそう景気がいい訳ではないのではないかと思ったが、入場してみるとすごい活気であった。コンパニオンの数もすごい。実態は知る由もないが、意外に景気がいいのだろうか。


業界の景気動向 ─ 倶楽部ユーラシア 2009/10/30

 私も先日ITpro EXPOに行ってコンパニオンの数の多さにちょっと面食らったのですが、やっぱりこういうところに景気がストレートに出ちゃうんですかねえ。